【NHK】渡部暁斗 2大会連続の銀メダル!! ノルディック複合個人ノーマルヒル<ピョンチャン>※埋め込めないのでリンク先で見てね♪
金メダリストのナンバ歩き
トップのフレンツェル選手は、2大会連続の金メダル。
次いで渡部暁斗選手は、2大会連続の銀メダル。
このレースのダイジェストがNHKがアップしてくれてます。
そして動画を見るとよくわかるのが、フレンツェル選手は必殺ワザとしてナンバ歩きで勝負を決めています。
ナンバ歩き(走り)
その昔、歩くという動作は現在のような歩き方ではなかったと言われています。
その歩き方の1つがナンバ歩き。
右手と右足、左手と左足を同時にだす、二軸歩行とも言われる歩き方です。
このナンバ歩きは、飛脚の歩き方や、歌舞伎の動作などにもみられることから古来の自然な歩き方ともいわれます。
ナンバ歩きの語源とも言われるのが、難場(ナンバ)という説。
しんどいときに大きな力を発揮する歩き方、走り方とも言われているんですね。
スキーヤーのナンバ歩き
このナンバ歩き、古武術の甲野善紀さんによってメディアに多く紹介されたそうですが、とうぜん既存の学問的なところからは批判されています。
でもこのナンバ歩き(2軸走行)は、スキーではよく見られる歩き方です。
ピョンチャンオリンピックのノルディック複合の場面でも、確認することができます。
こちらの動画、1分10秒くらいからがわかりやすいです。
※埋め込めないのでユーチューブで確認してね♪
ダイジェストの1分13秒あたりで、優勝したフレンツェル選手がスパートをかけます。そしてで2位の渡部暁斗選手が追います。
でもこの瞬間。すでにフレンツェル選手はナンバに切り替えているので、右手と右足が一緒に動いています。
しかし渡部暁斗選手は、まだ普通の歩き方と同じで、左足をついているときに、右手のストックをついています。
画像引用:【NHK】渡部暁斗 2大会連続の銀メダル!! ノルディック複合個人ノーマルヒル<ピョンチャン> https://www.youtube.com/watch?v=Mq-097c1K9E
これはゴール手前の上り坂で、勝負が決まってしまった場所です。
画像引用:同じく【NHK】渡部暁斗 2大会連続の銀メダル!! ノルディック複合個人ノーマルヒル<ピョンチャン> より
この上り坂、次のシーンではほぼ全員が、左右を同じくナンバ歩きをしいるんですね。
つまり、一流のアスリートは自然にやっている。
その中でも、優勝したフレンツェル選手は誰よりも早く、ナンバ走りにチェンジして上り坂で他を突き放した。という感じでしょう。
まさに、一流のみが手にできる必殺ワザなのかもしれません。
※誰でもナンバ歩きはできますけどね。
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