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女性の40代から急増!治療法のない膝の痛みからの変形性膝関節症

 2018/04/19 病気・症状
この記事は約 5 分で読めます。 1,230 Views

変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)

変形性膝関節症は、膝の関節にある軟骨がすり減り、骨が変形する症状。
特に女性に多く、40代から膝の痛みがでてくるのが特徴です。

調査では患者は全国に1000万人、潜在予備軍が3000万人もいるという、高齢者にはメジャーな症状です。

いわゆる中年以降の「膝の痛み」の大部分の原因です。
進行すると「階段の上り下りで痛む」、「正座ができない」など日常生活に支障がでてきます。

ただ膝の痛みには、痛風やリウマチ、腰痛から来るものなどがあります。
整形外科で診察を受けると、変形性膝関節症かどうかがわかります。

もちろん、たまたまひねっただけなどもありますので、膝の痛みが続くなら診察してもらいましょう。

 

 

変形性膝関節症患者機能評価尺度

痛みがあるわけじゃないけどちょっと気になる。

そんな時は、日本運動器リハビリテーション学会日本臨床整形外科学会の「変形性膝関節症患者機能評価尺度」から抜粋するので参考にしてみましょう。

※本来は記入シートによるものですが、はしょっています。
気になる場合は医療機関でしっかり診察してもらいましょう。

 

1 膝の痛みの程度

次の線は痛みの程度をおたずねするものです。左の端を「痛み無し」、右の端をこれまでに経験した「最も激しい痛み」を100としたときに、この数日間のあなたの痛みの程度は何パーセントくらいでしょうか。

 

2 膝の痛みやこわばり

この数日間のあなたの膝の状態についてお聞きします。
この数日間あてはまることはありますか?

  • 1.朝、起きて動き出すとき膝がこわばりますか。
  • 2.朝、起きて動き出すとき膝が痛みますか。
  • 3.夜間、睡眠中に膝が痛くて目がさめることがありますか。
  • 4.平らなところを歩くとき膝が痛みますか。
  • 5.階段を昇るときに膝が痛みますか。
  • 6.階段を降るときに膝が痛みますか。
  • 7.しゃがみこみや立ち上がりのとき膝が痛みますか。
  • 8.ずっと立っているとき膝が痛みますか。

 

3 日常生活の状態

この数日間のあなたの日常生活の状態についてお聞きします。あてはまりますか。

  • 9.階段の昇り降りはどの程度困難ですか。
  • 10.しゃがみこみや立ち上がりはどの程度困難ですか。
  • 11.洋式トイレからの立ち上がりはどの程度困難ですか。
  • 12.ズボン、スカート、パンツなどの着替えはどの程度困難ですか。
  • 13.靴下をはいたり脱いだりすることはどの程度困難ですか。
  • 14.平らなところを休まずにどれくらい歩けますか。
  • 15.杖を使っていますか。
  • 16.日用品などの買い物はどの程度困難ですか。
  • 17.簡単な家事(食卓の後かたづけや部屋の整理など)はどの程度困難ですか。
  • 18.負担のかかる家事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)はどの程度困難ですか。

4 ふだんの活動など

この1か月、あなたのふだんしていることや外出などについてお聞きし
ます。あてはまることがありますか。

  • 19.催し物やデパートなどへ行きましたか。
  • 20.膝の痛みのため、ふだんしていること(おけいごごと、お友達とのつきあいなど)が【■困難■】でしたか。
  • 21.膝の痛みのため、ふだんしていること(おけいごごと、お友達とのつきあいなど)を【■制限■】しましたか。
  • 22.膝の痛みのため、近所への外出をあきらめたことがありますか。
  • 23.膝の痛みのため、遠くへの外出をあきらめたことがありますか。

5 健康状態について

この1か月のあなたの健康状態についてお聞きします。

  • 24.ご自分の健康状態は人並みに良いと思いますか。
  • 25.お膝の状態はあなたの健康状態に悪く影響していると
    思いますか。

原因は大きく2つ

1つ目は、軟骨がすり減る

2つ目は、膝蓋骨(しつがいこつ)、膝のおさらがズレて神経を刺激する。

どちらも膝の関節のズレから発生しているものですね。
膝の軟骨のイメージ。

美脚・膝関節

 

膝関節まわりの骨格と筋肉イメージ。

どちらにしても、「ゆがみ」が強く影響しています。

 

治療法は存在しない

この 変形性膝関節症 は回復することはありません。
痛み止めなどの対症療法しかないんですね。

強いて言えば、膝関節を交換してしまう人工関節くらいでしょうか。
つまり、予防しかないわけですね。

進行するとO脚や反張膝など、ふとももとふくらはぎの位置のズレが外見にもでてきます。
しかし医学的には「O脚」という症状が存在しません。

O脚なのですが・・・
と整形外科にいっても、腰痛のように「異常なし」と言われるだけ。

つまり、痛みが出たときには手遅れなのです。

 

でも痛みを感じても手遅れなら、どうしたらいいのか?

それは、障害の前兆に早く気づくこと。

たとえばO脚のように、足に異常がでたら早めに改善することです。
なにより、O脚など足のゆがみから予防することですね。

靴、インソール、歩き方などの習慣が大切なのです。

 

まとめ

膝の痛みから、変形性膝関節症になる。

治療法はなく、予防しかない

予防するには、靴、インソール、歩き方などで良い習慣ですごすこと

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