ハイヒール強制やめて!の「#KuToo運動」って実は世界な運動になりつつあるんですね。
そんな中、根本匠 厚労相が「#KuToo」運動の答弁。
「社会通念に照らして業務上必要かつ相当な範囲かと思います」
と答えてプチ炎上、みたいな。
揚げ足とりじゃないけど、もうちょっと考えて発言しないと・・・
まぁ人の意見はそれぞれですからね。
たとえば、根本匠 厚労相も、1度ハイヒールで出勤してみてはどうでしょうか。そしてそのまま答弁へ。
イヤミとかじゃなくて、体験してみれば気持ちがわかると思うのです。
ハイヒールのルーツはウンコ
でもそもそもハイヒールってなに?
というルーツを考えれば、すごくかんたんです。
私らがイメージするのは、パンプス(靴の種類)のハイヒール(かかとの高さ)ですかね。
でもルーツのハイヒールのかかとが高い理由は、ウンコを踏むための高さなのです。
低いと服にもうんちがついちゃいますからね。
検索すればわかりますが、そもそも中性のヨーロッパが起源といわれています。
そして馬車時代に、うんち(馬糞)をあまり踏まないためのデザインです。
かつ当時のヨーロッパは、人の糞尿も路上に捨てる習慣があったそうで、街中のには普通に糞便があったと記録されています。
当然男性も履き、馬車移動の時に重宝されるもの。
デザイン的にも厚底靴の方が近いでしょうね。
日本で言えば下駄のイメージでしょうか。
下駄の歯が、ぬかるみなどの沈み込み防止と考えると地面のぬかるみ(ウンコ)を避けるためだったのでしょう。
今だったら、長靴のような履き物を選ぶでしょうね。
まぁヨーロッパのハイヒールに関してはこの人がメッチャくわしい! → http://www.wtnb-bnz.jp/blog/medieval/heels
もっとも私も当時のヨーロッパの現場を見たわけではないので真実はわかりません。
でもまぁ、ハイヒールは歩くための靴ではない、ということはわかるでしょう。
マリリンモンロー
女性のファッションアイテムとしてのハイヒール。
現代はこのイメージが強いですが、これまた歩くためではありません。
脚を長く見せたり、フラフラとよろけることでか弱さを演出したり。
マリリンモンローといえば20世紀のセックスシンボル。
彼女のお尻を振る歩きは、「モンローウォーク」と呼ばれていますね。
このモンローウォークを強調するために、ハイヒールの左右の高さを変えています。 片方のヒールだけ短くし、4分の1インチ(6mmくらい)の差があったそうです。
これまた普通に歩くための靴ではないし、左右の靴のバランスが崩れると体のバランスも崩れるということですね。
もちろんこの場合は、「業務上必要」ですし、本人も同意の上ですね。
このようにファッションとしては、ハイヒールはとても魅力的なアイテムと言えますけどね。
あと必要となるのはダンスパフォーマンスとか、ステージとかですね。
まとめ
ハイヒールのルーツはウンコのため。
ハイヒールは歩くためのモノではない。
今のハイヒールはファッションのアイテムである。
補足するなら、日本には靴文化がないのでハイヒールなど靴の質も低い。
だから構造上、足を痛める可能性がとても高い。
なので、ハイヒールはおしゃれやフォーマルな場。
日常で歩くには、歩く用の靴を使い分けはした方がいいんじゃない?
と、思います。はい。