歩くスピードと寿命の関係
週刊ポスト・2018年8月31日号「歩き方」「座り方」「眠り方」で寿命は12年延びる
お手本として、長尾和宏医師が挙げている有名人がいます。
一緒にゴルフをした小泉純一郎や、加山雄三など元気な人の特徴を挙げています。
早歩き
元気な人の特徴は、早歩き。
歩くのが速いということですね。
でもここまでだと1医師の経験則。
でも世界ではちゃんと研究もされています。
わかったことは、早歩きだと12年も長生き!
早歩きで歩く人の方が長生きなんですね。
これが2011年にアメリカの研究で明らかになったんです。
少し詳しくいうと、65歳以上の人で、時速5.76キロ以上で歩く人の余命は約8年。
男女3万4485人に対して、歩行速度と余命の関係を調査。
また、オーストラリアのシドニー大学では5万人の調査。
歩くスピードが速い人は、死亡リスクは24%低かった。
アメリカのボストンメディカルセンターでも同様の結果が。
平均62歳の人たち2400人を、11年間追跡調査。
ここでハッキリでたのは寿命ではなく、認知機能。
歩くのが遅い人は、速い人にくらべて認知症リスクが1.5倍。
そのたの脳疾患が増加する研究もあります。
歩き方は脳機能にまで大きく影響を与えるんですね。
速く歩けない
早歩きの人の方が健康寿命が長い。
いわれてみれば当たり前な気がします。
逆に、健康だから速く歩けるのでは?とも思います。
元気にあるけて転倒や寝たきりも考えにくいですからね。
要介護にもなりません。
誰でもできる「歩き」なのに、
大きな差が出るってちょっとこわいですよね。
でも予兆は若いうちからでていたりします。
たとえば女性に多い外反母趾やO脚。
膝の痛みがつらくて歩けない。
歩くと足の裏が痛い。
歩くと腰が痛い
よくある話です。
近所のお年寄りにもいませんか?
でもこうなってしまうと、対処は難しい。
だから予防するしかないんですね。
速く歩くと言っても、靴も大切です。
極端な話、スリッパでは早歩きはできません。
ハイヒールなんて論外ですが、歩いてしまう女性も多いです。
今の歩き方が将来を作っているので、靴や歩き方は大切ですね。
まとめ
「速く歩く」ことと健康状態はとても関係がある。
足の健康を保つのは、健康の基本なのかもしれませんね。
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