グラビアでは珍しい、ハイヒールを履いてないのに履いたときのポーズ。
【画像引用・日比美思「ほっこり、にっこり、日々感謝!」・FLASH 11月26日号】
日比美思さん。とてもお美しゅうございますね。
ハイヒールは前重心
さて本題。
見て分かるように、重心が前に移動してしまいます。
考えてみれば当たり前ですね。
グラビアでも前に倒れてしまうので、手をついているわけです。
でもハイヒールを履いて歩いても、なにかにつかまって歩きません。
それは、体のほかの部分が重心バランスのゆがみを負担しているからなのです。
ということでこの日比美思さんのポーズを真似て骨格モデルで解説しましょう。
ハイヒールで立った場合、つかまるモノがなければ、前へ倒れてしまいます。
でもハイヒールを履いてそのまま前へ倒れる人はいません。
足をくじいて捻挫するとかはよくありますが・・・
ハイヒール立ちの2パターン
左が元の骨格。これでは立てません。
そこで大きく2つのパターンでバランスをとっているのです。
腰曲げタイプ
腰の反りを強くすることで、上半身を起こすタイプ。
モデルさんなどはこのタイプ。ヒップは上がります。
スタイルをよく見せるために、背筋を伸ばします。
腹筋に背筋がないと前につんのめってしまいます。
なのでいわゆるウォーキングというモデルさんの歩き方にはトレーニングが必要になります。
そしてこのタイプの場合、腰痛になることが多いでしょう。
上半身を無理矢理起こすので、腰椎の前弯が強くなってしまうから。
膝曲げタイプ
そして右は、膝を曲げるタイプ。
一般の人だとほとんどがこれになります。
膝が曲がって、アゴを突き出して歩くタイプです。
タイプといっても、そりゃそうなるよね。と気の毒に思ってしまいます。
単純にハイヒールで前のめりになるので重心を後ろにズラしてバランスをとります。
その時に、膝を曲げるのがもっとも楽な姿勢です。
ただこの場合も顔が下を向いてしまいます。
それでは前が見えないので、顔を上げます。
すると、頭が前にでているのでアゴを突き出す姿勢になってしまうわけですね。
まとめ
このようにハイヒールで崩れたバランスは、体のほかの部分が補っているんですね。
そしてハイヒールを脱いでも、上半身はバランスをとるために後ろ重心に反ってしまいます。癖がついちゃうんですね。
まぁプロなどハイヒールが必須の場合は、しっかりとケアをしましょうね、ということです。
コメント