ラグビーワールドカップ
2019年のラグビーワールドカップ盛り上がってますね!
私はぜんぜん見てないのでわかりませんが。
でも超一流のアスリートの話はチェックしているので、今回も靴がらみのお話を。
日本の履きものってやっぱり日本の気候に合っているんです。
まぁ下駄でもぽっくりでもそうですが、足を出すかたちになっていますね。これって、湿度対策にもなってるわけです。
湿度対策
湿度対策なんてたいしたことなさそうですよね。
でもラグビーのワールドカップで見かけるコメント。
めっちゃ「湿度」とピンポイントでコメントしているんですよ。
「ただ難しかったのは、非常に湿度が高かったこと。ウォーミングアップから感じた」
「湿度が高く、まるで蒸し風呂のようだった」
湿度が高いと蒸し風呂のようで、難しいわけです。
能力を発揮するのが難しいということでしょうね。
「ラインアウト(タッチに出たボールを投げ入れる行為)」のたびに、タオルでボールを拭いていたが、それでもハンドリングエラーを連発した。
サモアのNO・8ジャック・ラム主将は「ボールが滑りやすくて、まるで石鹸でパスを回しているようだった」
熱中症などでは湿度が高いと体温を下げにくいのがポイント。
でもラグビーならば、もっと具体的です。
ボールがが滑りやすくコントロールしにくい。
エラーが多く、石鹸のようだとまでコメントしています。
SOカミーユ・ロペスも「今日はすごく湿気が多くてボールが滑るような場面が多かった。慣れてないのは事実です」
熊本に入ってトレーニングして湿気を初めて感じた。私たちは慣れてないので、そういうところも考えないといけない
そして「慣れ」。
私たちは日本で生活しているので、湿度が高くてもまぁ日常。
でも世界トップクラスのラガーマンからしたら、「そういうところも考えないと」と対策が必要な環境と感じているようです。
つまり、海外のものをそのままでは日本に合わない、ということです。
日本の文化
水虫なんてのも靴を履くようになってから。
革靴では日本の湿度に合わないので普及した病気ですね。
靴というのは、利用は明治以降、つい最近もちこまれた道具です。
いわばまだ日本では、おためし期間程度のツール。
この湿度の高い日本での生活を考えて生きてきたのが、我々の先祖です。
これはもちろん、履き物だけではありません。
和室の畳(たたみ)なんてのもそうですね。
フローリングでは湿度を逃がせず、絨毯やカーペットではたまった湿度によってダニなどのすみかにもなります。
例を挙げればキリが無く、私たちの知らないものもたくさんあるでしょう。
そのまんま「モノ」だけを持ってきても合うとは限らないということ。
ちなみにラグビーは試合が終わればスパイクも履き替えるでしょう。
でも日常生活だったら何時間も同じ靴。
その場合、靴の中には汗の水分がぐっしょり溜まってしまうわけですね。
まぁ多くの靴はそうなんですけど。
靴、履き物も自分の環境に合っているのか?
ということを考えてみるといいかもしれません。
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