膝の痛みを予防
膝が痛いという女性の多くは、病院の診断で”変形性膝関節症”と診断されます。
自然治癒することがないので、ずーっと膝の痛みに悩まされることになります。
そう考えると予防がすべて。
でも”症”がつくトラブルは、長期間の習慣によるものが多く、診断された時には治療しかない場合もすくなくありません。
榮倉奈々さんの反張膝ポーズ
画像引用;榮倉奈々さんグラビア・小学館・週刊スピリッツ・2014/11/3より引用
膝の痛みの前兆の1つが反張膝(はんちょうしつ)という状態です。
かんたんに言えば、膝関節が逆に曲がった状態です。
今回のグラビアのポーズは片足立ち。
実はこの写真で、反張膝の予兆がわかります。
足を伸ばしたときに膝が飛び出てしまい、ふくらはぎがしなった状態になることです。
これは上半身の重みを下半身が受けきれずに、変形してしまうのです。 股関節、膝関節、足首と関節へ
骨格
骨格で表現すると、こんな感じになっています。
左がまっすぐだとすると、右がグラビアの榮倉奈々さんように反張膝の骨格です。
矢印の部分に大きな負荷がかかります。 そのため、感覚的には膝の前後、特に膝の裏が痛くなります。
しかし20歳を超えたくらいからしか、痛くなりません。
理由は、人間の体は20歳くらいで完成するため、その前までは体が変形して適応するからです。
また、痛みがない時には医学的には治療ができず、病院でも病名がつかないので何もできません。
そうなると対処法は、足の健康状態をキープすること。
まっすぐの美脚を保つことが、足のトラブルの予防法になるわけです。
膝の痛みは40歳くらいから出ると言われます。
もう体の成長が終わり、肉体が適応できなくなってしまうんですね。
美脚の大敵である痛みは、症状が出る前に予防することが大切なのです。
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